2008年10月27日月曜日

よく観るクルマ番組

クルマに関する詳しい知識は持ち合わせてないながらも、車載動画やクルマ番組にハマっている今日この頃。

映像を眺めていると「運転したいな~、クルマ欲しいな~」と欲求に駆られそうになる。時間と金銭の余裕があれば、どこかドライブにでも出かけてみたいところ。

メーカーや車種などを踏まえるとクルマ自体の種類もあまたあるが、それを紹介するクルマ番組もさまざま。今回は結構観る番組についてまとめてみる。


●iRoute Casting (GAZOO)

女のコとドライブデートという設定で、おすすめのスポットをクルマで巡るPodcast。
主に新人のモデルさんなどをパートナーに、ドライバー目線で映し出す。
女性とクルマ、男心をくすぐる要素を盛り込んだ番組だ。

スポット紹介も参考にはなるが、やはり関東がメイン。
あとスポンサーの関係上、登場するのはトヨタ車のみ。
こればかりは仕方ないのだろうが…他社の話題のクルマも入れて、他地域に遠征してみると面白い仕上がりになるのでは、と個人的に感じる。


●TopGear (BBC)

イギリス・BBCの長寿番組で今日もなお人気のTopGear。
ブッ飛んだバカ企画の"The Challenges"や有名人のタイムアタック"Stars in a reasonably priced car"、一転してマジメに(?)クルマの評価をするコーナーから成り立っている。

コーナーは様々だが、プレゼンターの3人を見ていると本当にクルマを愛しているように思える。真のクルマ好きなら一度は観てほしいところだ。
ブッ飛び企画の内容や、時折出てくる皮肉やジョークは、真に受けると日本人ウケしないかもしれないが。

日本では遅れてBBC Worldwideなどの有料チャンネルで観られるほか、動画サイトにもアップされているものを視聴する手段もある。

さらに先日、アメリカのiTunes StoreのTV・映画の映像配信にTopGear Series 10が加わった。
1本2ドル弱で購入できるようだが、iTunes Store USのアカウントがなくても30秒間の試聴ができる。ネット動画で観てきた身には、大画面で観られるのが羨ましくてならない。
一番先進的なStoreのためか、本国イギリスのStoreにはまだなかった。
というか映像購入のできる環境が羨ましい…日本のStoreも早くTV・映画配信を始めて欲しいところである。

2008年9月28日日曜日

文字に導かれて

少し前から「車載動画」にハマっている。
カメラを車に載せて運転時の風景を撮影した映像で、あたかも自分が運転しているような気分になれるもの。
マイカーを持つ時には一度やってみたいところだ。

さておき、動画を眺めていると行き先を示してくれる「案内標識」の文字が気になった。厳密には書体について。
元の書体はPC向けのデジタルフォントではないので、PCで作成は難しい。
しかし調べていくうちに、デジタルフォントでもどうにかなるということで、まとめてみることにする。



左から順に、一般道・都市高速(首都高、阪神高速など)・高速道路や有料道路の案内標識と並べてみた。


一般道案内標識の書体は、写研が出した「ナール」という写植書体。
1973年に発売された歴史ある書体だが、数多くある丸ゴシック体の中でも洗練されたデザイン。
現在でも案内標識の他に、関西の私鉄・阪急電車の駅名表示などにも使われているが、デジタルフォントの使用が一般的になってからは見かける機会も減り、これを意識した劣化版フォントなどが流布してしまった感がある。

この書体の漢字・かな部分がよく似たものとして、今回使ってみたのが「TA風雅丸ゴシック03」なるもの。
特にかな部分が秀逸で、ナール独特の曲線がよく再現されている。
といっても地名には漢字が多いため、かなの出番は少ないかもしれないが。
ただ漢字はJIS第一水準まで対応、かなは拗音("ぁ""ぃ""ゃ"など)や促音("っ")といった小文字のバランスがおかしく、さらには縦書きには文字の並びがガタガタになるためあまり向いていない難点も。

最近になって発見し、「車載動画に使えるんじゃね?」と思ったのが今回のまとめのきっかけ。
しかし権利的な問題はクリアしているのだろうか…。


都市高速のものは、ナールと同じく写研が出所の「ゴナ」というゴシック体。
普通のゴシック体とは違い、文字の幅を広く見せることで重みのある感じに映る書体である。
当然ながらデジタルフォントにはなく、仕方ないので対抗馬の「新ゴ」を使うことにした。
ゴナデザインのコピーと言われ裁判まで起こったほど、確かにそっくりなフォント。
だが、かな文字の違いや漢字の細かい違いも見られるし、分からなくても書体の醸し出す雰囲気が少し違う風に感じられる。


高速道路の書体は、元の書体の名前が分からず。直線的でかなり特徴のある文字である。
高速走行時でもきちんと読めるよう、視認性を重視した結果なのだろう。
名前や製作者などが謎であったが、この書体をデジタルフォントに再現してしまおうというプロジェクトが発足!
その成果物として、今回使用した「GD-高速道路ゴシックJA」がある。
写真などからスキャニングして文字を起こしたのだろうか、よく再現されているなと思う。
現在も開発中で、かな・英数字と実際に標識に使われた地名の漢字のみ収録のようである。


簡単ではあるが、案内標識の書体についてまとめてみた。
何らかの参考になれば幸いであるし、拙い文章故に訂正・追記すべき箇所も出てくるかもしれない。
その際はご指南頂けるとありがたいです。


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車載動画
TA風雅丸ゴシック03
GD-高速道路ゴシックJA

2008年9月23日火曜日

光の天使


TVCMに初めて心打たれた。カメラメーカー「ニコン」の企業CMだ。
またもmixiネタになるが、一眼レフ「D90」の展示イベントを見かけ、実機を少々触った内容の日記を綴ったところ、タイミングが良かったのかmixiのログイン画面にニコンの広告が貼られ、気になって覗いてみたのがきっかけ。

カメラ事業のみならず、宇宙開発やナノテクなどの分野にも大いに貢献していることを取り上げ、技術的な先進性や企業の方向性を訴えかけている内容。
だが個人的にはCMの映像に見入り、終わった頃には少し感動を覚えるくらいだった。
美しい映像と、人類の夢に対する問いかけのコピー。それを穏やかな調子に味付けするBGM。
映像作品としても評価できるのではと思うし、CMの演出・事業内容ともに「良い仕事」をしているなと感じられた。
アンケートにも素直に答えてみたが、最近の携帯でありながら特典の着うたが何故かダウンロードできなかったのが残念。

何よりBGMに使われている山下達郎の "ANGEL OF THE LIGHT" に一目惚れ(もとい"一聞き惚れ?")してしまった。
他のTV番組やCMでも彼の曲を耳にしたことがあるが、その中でもこの曲が一番印象的。
収録されているCD『ずっと一緒さ』は3月に発売されており、初めてネット配信にも踏み切ったという。
CMから全曲をたまらなく聞きたくなったので、その恩恵に預かり1曲だけ購入した。
そのうちCDも1枚購入しようと思う。

今回、CD『ずっと一緒さ』に収録の3曲が使われたメディアをイラストで模してみた。
ドラマ、ニュース番組、そしてCMと幅広く採られたのを見ると、長年の活動の賜物なのか、改めて影響力のあるアーティストなんだなと実感した。
イラストはやっつけ感の漂うものだが…このCMや山下達郎の曲のように「良い仕事」をしてみたいものだと思う。


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Nikon - 人類の夢とNikon
  • CMギャラリー > WEBオリジナルバージョン > 大容量の1MBの映像はこちら
    にあるHDバージョンの映像がオススメ
山下達郎

2008年9月19日金曜日

やにこう○○

mixiで懐かしく感じられるコミュニティに出会った。
生まれ故郷の方言について語っているもので、転校や一人暮らしで住まいを移してきた身には懐かしさもひとしお…
長い間忘れていたこともあってか、書き込まれた内容を見ると「昔よくしゃべってたな」などと思い起こされた。

生まれは紀南、中学生から紀北、大学では神戸で一人暮らし、と北に北に移り住んできた。大した移動ではないが。
所変われば周りの環境も違ってくるが、微妙に言葉の違いも見えてくる。
小学生まで平気で使っていた地元弁が、転校してから全然通じなかったり、神戸に移ると聞いたこともない表現がちらほら出てきて新鮮に感じたり。

こうしてみると、「関西弁」と一括りで言っても場所によって違うよな、と改めて実感させられる。
その例として図に挙げてみたが、顕著(?)と思えるのが「すごく○○」という表現。
これまでの経験では、こんな違いがあるなと感じている。
  • 「めっちゃ○○」は、大阪を中心に関西圏で通じるオーソドックスな表現。
    (人や場所によっては「めっさ○○」ということも)
  • 大阪から少し離れた神戸から姫路あたりまでは「ばり○○」。
  • 生まれ故郷の田辺という街では「やにこう○○」。代表的な田辺弁の一つ。
    (「すごい」の場合は「やにこい」とも)
他にも京都や奈良、滋賀などを加えると、様々な言い回しがあるかもしれない。
そういう違いを感じながら、ぐるりと巡ってみるのも悪くないと思う。

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田辺弁講座

2008年9月17日水曜日

対 iPhone

タッチパネル式の携帯電話やスマートフォンが、ここ最近増えてきている。
アップルがiPhoneを出してから注目度が上がったのか、他のメーカーからもiPhoneを意識したような製品が見受けられる。

その中でも個人的に一目置いていたのが、台湾HTCのTouch Phoneシリーズ。
黒を基調とした美しいデザインで、見方によってはiPhoneそっくりと言えるかもしれない。
搭載されているのはWindows Mobile 6.1 Pro。
Windows Mobile系のスマートフォンは、いかにもビジネスツールといった、どこかゴテゴテしたイメージがあってあまり良い印象は抱いていなかった。
だが上のようなデザインなら持ってみたいかな、という気になる。
Windows Mobileを使う必要が出てきたら、是非とも入手したい製品。

日本ではいつ発売になるのかな、と気にしていたところ…
新しくラインナップに加わった"Touch Diamond"と"Touch Pro"の2製品が、それぞれemobile(10月上旬)とau(2009年春)から発売されるとのこと!

ただ日本向けに少々仕様が変わるようで…ニュース画像を見ると外観面で少し残念に感じられた点がある。
(すごく細かいトコだけども)



  • パッと見たところでは、筐体(きょうたい)が直線でなく、上下が微妙にカーブを描いている点。
    個人的には四角の直線ラインが良かったのだが、上下をカーブに変えた理由が分からない。
  • それから筐体へのプリント部分が増え、余計な気がする。
    左上のモデル表示も必要なのかが疑問だし、ロゴプリントがHTCからemobileに変わり"EM"ロゴ・EMOBILEと並んでいるのがどうも気になる。
    どちらか1つにすればスッキリするのではないだろうか。
    htcのスッキリしたプリントに見慣れたせいかもしれないが…
  • さらには画面表示、特にフォント使いに違和感を覚える。
    システムの仕様上致し方ないのだろうが、和文フォントを"MS UIゴシック"、アンチエイリアス効果のおかげで太く表示されていて、細い欧文表示(Helvetica Light?)とさっぱり馴染んでいない。
    買ったとしたら、すぐに英語表示に切り換えるだろう。
と細かいツッコミもあるが、あくまで画像を見た限りでの評価なので実際には変わるところもあるかも知れない。
とりあえずは発売に期待。できれば触ってみたいところである。


((追記))
さらに調べてみると、Touch Diamondの背面デザインがHTC製オリジナルとemobile版とでそっくり変わってしまっている。
  • HTC製:三角形の集合体。カメラレンズ部分は別素材
  • emobile版:フラットな背面、タテ中央にプラスチック(?)のストライプが延びており、カメラレンズはその部分に埋め込み
やはりHTC製の三角形が寄せ集まる角ばったイメージが、"Diamond"と銘打ったところに繋がる気がするのだが…
emobile版のつくりでは、一体どこが"Diamond"なのか?という疑問が残る。
emobileさん、その点はどうなのだろうか?


((追記2))
最新ニュースでは、上記の2社以外にdocomoとsoftbankからも発売される模様。
現時点では詳細は分からないが、続報に期待。


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HTC Touch Phone
emobile - S21HT
kddi - press release

はじめまして

と、お決まりのタイトルから(笑)

初めてブログで日記を書くようになってから数年、大学のクラス向け・自作のWebサイト内に作った別ブログやらmixiやらに場所を変えたりと試行錯誤はしてきたものの
  • mixiではとりあえず日記的な、軽いノリで
  • サイト内ブログで濃い話題を展開するわけにもいかず、行き詰まり…気軽に書けるスペースが欲しい
と感じるようになってきたので、ここに新しくブログを立ち上げてみることにした。

サイトを立ち上げる際の方向性がはっきり定まらず、管理が徹底していなかった結果であるが…
そういう事もある、クヨクヨしても仕方ないと開き直りながら書き始めてみる。


基本的には、自分の気になったものについて感じたことをつらつらと。
ブログの名前にも沿う意味で、スッキリしたカタチでお届けできればと思う。
徐々に変化も加えていきたいが、とりあえずはテンプレートの自作からかな?